1DMk IVの連射とISO12800を使用してコンポジット法によるノイズ除去を試みてみました。
レンズはEF24-105/4.0L IS 開放で手持ち、約2秒間の連射で18枚撮影して、少しぶれていたもの2枚を削除して16枚をコンポジット合成しました。使用したのはRAWデータからノイズリダクションオフでDPPで現像したデータです。対象は蛍光灯下の雛人形で、ISO100で1/2秒が適正露出、さすがにてぶれ写真しか撮ることができませんでした。この状況でISO12800では1/320で切ることができます。
結果は驚異的なもの、ISO200や400 おそらくISO100 でも比較対象になるくらい滑らかな画像が生成されてきて、多少は予想はしていたものの想像以上のできにびっくりです。これから手持ち写真の新しい可能性が広がりそうです。
PS. 書き忘れましたが使用したソフトは「PhotoAcute]というもの。自動処理で出力された結果です。
仕上がりの全体像は、こんな感じ、
中央を960X960でカットしたもの
まずはワンショットで
次に16枚コンポジットしたもの
ISO12800 の写真とは信じられない感じです!
追加:ISO200でワンショットはこんな感じです。(カメラ出力のまま)
オリジナルデータもアップしておきます。
ワンショット(約8.5Mbyte)
16枚コンポジット(5.5Mbyte)